国立大学職員の残業事情について解説 残業時間は? 残業代は支払われる!?

どうも、フリーター大学職員です。
今回は国立大学職員の残業事情について、詳しく解説していこうと思います。

「大学職員の残業時間はどれくらいなの?」
「残業代はちゃんと支払われるの? サービス残業とか休日出勤とかしてないの?」

こういった疑問を解消できる内容となっています。

いつもどおりですが、早速結論です。

【結論】残業時間はバラつきがあるが、サービス残業は一度もしていない

大学職員の残業時間は人によってかなりバラつきがありますが、僕の場合、ここ数年の残業時間は月に平均20時間程度です。

ただし、サービス残業をしたことは一度もありません。振替休日がもらえない休日出勤をしたことも一度もありません。

大学職員の残業時間はバラつきが大きい

結論としては、上記のとおりですが、もう少し詳しく解説していきます。

他の公務員にも共通して言えることですが、大学職員の残業時間は部署によっても、人によってもかなりバラつきがあります。やはり、残業が多くなりがちな部署というのはあります。また時期によって残業が増える部署、たとえば財務系で決算業務を担当している部署は決算期はどうしても残業時間が増える傾向があります。

全体的な傾向でいうと、毎年3月〜4月というのはヒトもカネも多く動くため、どの部署も忙しくなりがちということがあります。

大学職員は定期的に人事異動があるので、そういった残業が多い部署に配属されるとどうしても残業が増えてしまいがちです。

人によっても残業時間のバラつきがある

さらに、大学職員の特徴として、部署によってだけではなく、人によっても残業時間のバラつきが大きいということがあります。

たとえば、同じ業務をしているはずなのに、担当者が変わったら急に残業時間が増えた、あるいは、前任者はめちゃくちゃ大変そうだったのに、後任者はいつも定時で帰っているなんてことがよく起こります。

なぜ、そんなことになるかというと、縦割りの業務分担職員ごとのスキルレベルの偏りに原因があります。

どういうことか詳しく解説します。

残業時間のバラつきの原因1:縦割りの業務分担

大学職員の業務は細分化されていて、職員ひとりひとりに仕事が割り振られていることが多いです。複数の職員が同じ業務を担当し、協力しながら仕事を進めるケースというのは多くありません。

同じ係でも、隣の席の人がどんな仕事をしているのか、詳しくは知らないということも珍しくない、それほど縦割りで業務分担をしているというのが大学職員の仕事です。

担当者がいないと問い合わせが来ても答えられないし、窓口に来客があっても対応できないことも少なくありませんが、それで問題ないという雰囲気があります。

このような状況を問題に感じることもありますが、僕自身は担当業務に黙々と取り組めるし、業務に慣れれば休暇の調整もしやすいので、結構気に入っています。

担当業務が遂行できていれば、どのような手順でやるかは各担当に任されています。どれほどこだわるか、どれほど時間をかけるかは担当者の裁量で決められるのですが、これが人によって残業時間が大きく変わる原因です。

僕には到底理解できませんが、仕事を増やすことが大好きな職員、意味があるかどうかは別として細部までこだわることで月に100時間以上の残業をしている職員も中にはいます。
さすがに100時間以上の超過勤務を計上することは労務管理的に難しいので、一部はサービス残業や無給で休日出勤をしているはずです。

一方で、あまりに仕事をしない職員というのもいます。
担当業務すらやらずにさっさと帰ってしまう職員もいますが、そういった場合、仕事ができる職員や放っておけずフォローする職員に仕事が集中し、残業時間が増えてしまうということが起こります。

残業時間のバラつきの原因2:スキルレベルの偏り

もうひとつの原因は職員のスキルレベルの偏りです。

大学職員は業務に具体的に活用できるスキルの研修機会が少なく、たとえばExcelやWordなどは各自が独学するしかないような状況です。採用後に仕事をする上での心構えを学ぶような研修はありますが、直接業務に役立つような研修はほぼありません。

そのような状況なので、職員のスキルレベルにはかなりバラつきが生まれています。
得意な人は効率的なやり方でさっさと仕事を終わらせられるけど、苦手な人は非効率なやり方でひたすら時間をかけてやるしか無いといった具合です。

たとえば、何百人にも書類を郵送しなければいけないという業務があった場合に、

1.封筒に宛先を手書きする
2.ExcelやWordでフォーマットを作り、宛先にコピー&ペーストを繰り返す
3.マクロ機能を使いこなし、自動印刷

という具合にいくつかやり方が考えられます。基本的に目的が達成できればどのようなやり方でやろうと構いません。

マクロ機能で自動印刷すれば数分で終わる作業も、手書きしていたら何日もかかってしまいます。さすがに手書きで頑張るという人は少ないと思いますが、マクロ機能を使いこなすにはそれなりの勉強が必要です。当然ながら研修で学ぶ機会というのもありません。

そういったわけで、2番目のひたすらコピー&ペーストを繰り返すという人が大半です。

こんなことがそこら中で起きているので、大学職員の残業時間にはかなりばらつきがでるのです。

フリーター大学職員の残業事情

僕自身も1年目は担当業務にも大学という職場自体にも慣れていなかったため、深夜まで残業していた時期もがありました。
とはいっても、月に60時間いくことは稀でしたので、民間に比べれば大したことは無いと思っています。

それに加えて残業代は満額支払われていたので、そんなに辛いという印象はありませんでした。残業時間は給与が1.25倍や1.5倍で計算されるため、収入面ではかなり助かりました。

また、僕はサービス残業はゼッタイにしたくないという考えなのですが、幸い今まで一度もサービス残業はしたことはありませんし、振替休日がもらえない休日出勤も一度もしたことはありません。
民間時代はサービス残業や休日出勤をしていたので、この点は本当に転職してよかったです。

2年目以降は仕事にも慣れ、Excelやマクロの勉強をしたことで、効率的に業務を進められるようになりました。
結果的に、とくに暇な時期は毎日定時上がりで退勤後に職員同士でフットサルをしたり、夏場はプールに入ったりしていました。大学は図書館や体育館、プールなどの施設も充実していて、職員も利用できるところも大学職員の魅力の一つだと感じています。

2年目以降は時期によって多少残業時間のバラつきがありますが、平均すると月に20時間程度しか残業はしていません。

ということで、大学職員は部署により、人により、残業時間のばらつきはありますが、それは縦割りの業務分担やスキルレベルの偏りに原因があります。

しかし良い面を見れば、大学職員は自分の裁量で業務をすすめられる仕事とも言えます。
業務に慣れる、あるいは、PCスキルを磨くことで残業時間はある程度コントロールすることが可能です。

また、残業したとしても、しっかり残業代が支払われるので、悪いことばかりではありません。
残業代をしっかり頂いて収入を増やすのもよし、早めに退勤して趣味に時間を使うのもよし、自分でコントロールできるという点では非常に恵まれている仕事だと感じています。

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