国立大学職員に向いていない人の特徴とは?

大学職員に向いていない人の特徴 大学職員
大学職員に向いていない人の特徴

こんな人は大学職員には向いていないかな?
民間企業で働いていたほうが幸せかな?
という人の特徴について、5つ例を挙げていきたいと思います。

  1. 上昇志向が強い人
  2. 完璧主義な人
  3. 事務処理が嫌いな人
  4. 短気な人
  5. 合理化大好き!効率化大好き!な人

以上の5つです。
さっそく1つ目の特徴から解説していきます。

上昇志向が強い人

まず1つ目は上昇志向が強い人です。
上昇志向が強すぎる人は大学職員向きとは言えません。

ここでの上昇志向というのはたとえば仕事にバリバリ打ち込んでどんどん出世していきたいとか、実力を正当に評価してもらってその分お給料に反映させてもらいたいとか、そういった考え方のことを言います。

なぜ、上昇志向が強い人が大学職員に向いていないかと言うと、大学職員の特徴として、

  • 出世は基本的に年功序列
  • 仕事の成果が明確に現れにくい
  • 仕事が基本的にチームプレー

大学職員というのは営業職のように、自分1人の力で成果を上げるといった仕事ではありません。

他の事務職員はもちろん、場合によっては教員や民間企業、官公庁とも協力したり調整をしながら仕事をこなさないといけないため、周りから嫌われると民間企業の比じゃないくらい働きにくくなります。

ぶっちゃけ「仕事がデキる」よりも「敵を作らない」といったスキルの方が求められますね。

国立大学の職員はもともと公務員だったこともあり、現在でも完全な年功序列です。
どんなに上昇志向があって人よりも早く出世したいからといっても、基本的に出世は順番です。
また、転職組で中途採用の場合はどうしても新卒職員よりも出世が遅くなる傾向があります。

そういう暗黙の了解があるにも関わらず、暑苦しい上昇志向をギラつかせてしまうと、
なんかあいつとはウマが合わないな、一緒に仕事したくないなと、周りから反感を買って、働きにくくなります。

僕も転職してきたので、他の転職組の人と話す機会が多いのですが、だいたい次のような話が多いです。

自分よりも年上というだけで仕事も出来ない上司の先輩風がものすごい
(まるでハリケーンのようだと言っていました)
あとは、与えられた事だけやっておけば順番に昇進、昇給していく非実力主義にモチベーションが下がる
仕事を頑張っているが正当な評価をしてもらえない
などですね。

これって理不尽で納得いかないものもあると思いますが、大学職員として働くなら受け入れないといけない事なんです。そもそも事務職員の仕事の成果など、正当に評価しようとしたってできるような内容じゃないんですね。

なので、こういった大学職員の特徴について「ゆるせない!」とか「そんなんじゃやってられない!」という人は、はっきり言ってしまうと大学職員には向いていないです。

完璧主義な人

2つ目は完璧主義な人ですね。
仕事をする上で妥協なんて許せない
仕事は完璧にこなしたい
これって一見聞こえはいいのですが、完璧主義のスタンスで働くのって自分自身もプレッシャーがかかって疲れてしまいますし、同じことを求められる周りも息苦しくて精神的にきついです。

大学職員の世界に限らず、社会で生きていくには時には妥協も必要です。
妥協ができない人というのは、一緒に仕事をする上でこの上なくめんどくさいので大学職員の世界では必ずといっていいほど嫌われます。

芸術家や音楽家などといったクリエイティブな仕事であれば、
自分が100点と思うものだけを世に出したい、
評価の低いものを作るくらいなら仕事はしない、
といったスタンスで仕事をするのは大切だと思いますが、大学職員の世界でこれをやられても周囲は困ってしまいます。

大学職員の仕事というのは、テンプレートに従って働きさえすればいいんです。そこに完璧性もオリジナリティも必要ありません。下手にオリジナリティを出されてしまうと後を引き継いだい人が理解できず、同じ仕事ができないなんてことが起こります。ずっと同じ人が業務を担当するなら良いのですが、大学職員は2年〜4年程度の頻度で全く違う分野へ異動することになりますので、担当者が変わっても同じレベルで淡々と仕事をこなすことが求められています。

なので、独りよがりに完璧を追い求める仕事がしたい人は大学職員になると本人も周囲の人もストレスが溜まってしまうかもしれません。

事務処理が嫌いな人

つぎの3つ目は事務処理や事務作業が嫌いな人です。
大学職員の仕事はひたすら書類とハンコ、とにかく書類とハンコです。
これでもかというくらい日々書類を作成しなければなりません。当然、一日中机に座りっぱなしでの仕事です。
僕自身はあまり気にならないのですが、この一日中事務室で仕事をするということが、耐えられない!という方は意外に僕の周りでも多いようです。そういった方には大学職員という仕事は難しいように思います。

大学へ学生として通っていただけでは全くわかりませんが、大学職員の仕事はひたすらに事務手続きの連続です。
学生が入学するとなれば、学籍登録、学生証発行、シラバスの作成、オリエンテーションをしなければいけません。メインで表に出てくるのは教員ですが、その裏では事務職員が何十人もバタバタと動いています。

出張に行くにも、出張に行きますという申請書を出し、労務管理上の手続きを行い、どのような旅程で出張するのかの計算を行い、出張者の口座へ旅費を振り込むという流れになります。
この一連の流れの中で書類は何十枚も必要ですし、決裁のハンコは少なくとも延べ50は必要です。

元公務員だからということもあるので、当然なのかもしれませんが、この書類作成の多さは苦手な人からするとなかなかハードな業務だと思います。

「一日中、事務室にこもって書類作成なんて耐えられない!!

なんて思う人は大学職員には向いていないかもしれません。

短気な人

職人的な要素がある仕事や、個人店の経営者などは、多少なりとも短気で偏屈な人でもやっていけるかもしれませんが、残念ながら大学職員ではそうはいきません。

学生さんなどからのクレームはほぼないのですが、他の事務職員や教員からのクレームというか文句というか、イチャモンというか、そういったものに対応しなければいけないこともあります。
面と向かって文句を言ってくる人から電話で文句を言う人、怒りのメールを送りつけてくる人まで、クレーマーの種類は様々です。

意味のわからない理不尽な要求をされることもあります。
そんな理不尽な人相手にいちいち怒ってやり合ってたんじゃ、身も心も消耗しますので右から左へ受け流せるスキルがあればいいんですが、私たち大学職員も人間です。

嫌なことがあったときや、ついついカーっとなる時だってあります。
ただし、どんなにこちら側に非のないケースでも、揉めてしまうと非常に面倒になります。

年功序列でチームワークが求められる職場ですし、教員と揉めるといいことはありません。
キレてしまって言い争いになってしまったら、後日偉い人に呼び出されて怒られ、最悪始末書を書かされる事もあるでしょう。

「そんなクレーマーの相手なんかやってらんない!」とキレてしまう人は、大学職員に向いていないかもしれません。

「合理化大好き!効率化大好き!」な人

日々の業務の中で何か改革を起こしたい人は間違いなく大学職員には向いていません。
というのも、大学職員の仕事というのは古くからの慣習に倣(なら)って行うことがほとんどと言っても過言ではないからです。

今ある既存のルールを壊してイチから作りあげるとなると、想像しただけで嫌気がさすくらい、ひっじょーーーーーに大変です。

どう考えてもめんどくさいし、やるとなると大学という組織の性質上、様々な方面にお伺いを立てなければいけません。全員が賛成するような改革なんてものはありえないので、必ず意見の対立が起こります。それを関係者が全員納得してくれるように奔走することになります。

それでいて、仮に革新的なことが出来て業務が合理化できたところで給料は変わらない。
となると誰もそんなめんどくさい事なんてやらないんです。仮に改革できたとしても、自分は異動してしまい、改革の恩恵が受けられない、、、なんてこともありえます。そんなの悲しいですよね。

もちろん時代の変化で業務として組織の改革をしなければいけないことはあります。トップダウンで強制的に改革をしなければいけないこともあります。
しかし、いくら合理化・効率化できるからといっても、一事務職員が言い出した改革に協力してくれる人はほとんどいないです。改革を起こしてもあまりメリットがないにも関わらず、そんなのお構いなしで改革を起こそうとしたら間違いなく同僚との間に摩擦が起きます。

なので、

  • ことなかれ主義が許せない人
  • ガンガン合理化を進めたい人
  • 古きをぶっ壊して新しきを創造したい人

こういった人は大学職員ではなく、実力主義の民間企業で働いた方が幸せかもしれません。

まとめ

今日は5つの特徴紹介しましたけど、どれかの特徴が当てはまったら、大学職員になれないってことではありません。実際僕自身も合理的・効率的なほうが好きですし、努力が正当に評価されない給与制度にはストレスを感じていたりもします。
どの特徴も少しはあるって程度なら大丈夫ですが、どうしても耐えられない、強いストレスを感じてしまうということがあるなら大学職員には向いていないかもしれません。

あてはまるものもあるけど、疑問は感じるけど耐えられないほどじゃないかなって割り切れる人には大学職員はストレスも少ないのでおすすめです。

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