国立大学職員へ転職してよかったこと、よくなかったこと

大学職員に転職してよかったこと・よくなかったこと 公務員

はい、どうもフリーター大学職員です。よろしくおねがいします。
今回は、僕が大学職員という職業に転職して本当に良かったなぁと思っていることと
その逆にこれはあまりよくなかったなと思っていることの両方について簡単にお話ししてみたいと思います。

面接用のお上品なものではなく、一個人としてリアルに感じることをお話しします。

大学職員へ転職してよかったこと3つ

まずは大学職員へ転職してよかったこと3つを紹介します。

仕事で嫌な思いをすることが圧倒的に少なくなった

まず良かったことの一つ目は仕事で嫌な思いをすることが圧倒的に少なくなったことですね。
僕は大学職員になる前は販売員や小売店の店長をやっていたんですが、
その時は明らかに言っていることのおかしい嫌な人であってもその人がお客様だったら、
理不尽な要求にも対応しなければいけなかったり、
高圧的な態度もひたすら我慢して頭を下げ続けなければいけないという感じだったんですね。

ですが転職して大学職員になってからは、仕事で怒鳴られた経験もなければ、軽いクレームすら受けた記憶も無いというほど、メンタルヘルス的にかなり恵まれた状況に身を置くことができましたし、そのような環境で働いている人たちは、皆一様に精神状態が良好なので、仕事のプレッシャーで周りに当たり散らすみたいな、非常に迷惑な種類の人に遭遇することがなくなりました。

これが僕にとっては大学職員にジョブチェンジしたことによって得た最大のご褒美かなと思っています。

ネームバリューがある職業につけたこと

そして良かったことの二つ目は僕の自尊心を十分に満たす程度のネームバリューがある職業につけたことです。

もちろん「職業に貴賎なし」ということで、どのような仕事も社会に必要とされているものである、ということは頭ではわかっているのですが、自分がどんな仕事をするかという、ごく個人的なことを考えると、やはり、わざわざ大学まで出ているのにフリーターや派遣社員をやっている自分自身に納得ができず、圧倒的に自己肯定感が低い生活を長年続けていて、非常にしんどかったわけですね。

対して大学職員という職業は詳しくは知らないけど、なんとなく想像はつくし、それなりに安定してそうというプラスのイメージの方が多く、自分の仕事に対して満足できる、自尊心を満たせるというフリーターをしていたときには想像もできなかったような精神状態になることができたんですね。

公務員の最大のメリット「安定性」を手に入れたこと

良かったことの3つ目は、公務員の最大のメリットである”安定性”を手に入れたことですね。
先に補足しておきますとある程度詳しい方は当然知っているとは思いますが、正確に言えば、国立大学は2004年に独立行政法人となったため公務員ではありません。

そうは言っても、国立大学職員の給与や賞与の額は、人事院の給与勧告の影響を極めて強く受けますし、会計検査院による会計実地検査も受けていますので、未だに公務員時代の名残は至るところにあるというのが個人的な印象です。

そのような現状ですので、公務員時代の安定性はまだまだ相当程度残っており、罪を犯すなど、社会的に明らかに適格性を欠いた行動をしない限り、失職することはありませんし、小規模大学では多少、話が変わってきますが、国立大学であれば、今後、数十年の間につぶれてしまう可能性は極めて低く、大企業でも早期退職の募集がとどまる気配の無い現代においては国立大学職員の安定性は相対的に増しているというのが個人的な見解です。

もちろん、18歳人口の急減など、大学を取り巻く環境は厳しくなっているという事実はしっかりと認識し、対策を講じる必要はありますが、悪い意味での環境の変化というのは、どの企業も直面していることを考えると、安定性がキャリア選択においてかなりのウェイトを占めている僕にとっては、国立大学職員という選択をしたことは正しかったと思いますし、一時はフリーターをしていたくらい、満足なキャリアを歩めていなかったにもかかわらず、諦めずに公務員試験を受け、合格するまで努力してくれた過去の自分に感謝したいとなと思っています。

ということで他にも意外に服装や髪型の自由度が高いとか、転勤の範囲がある程度絞られていることや年功序列型の給与体系で将来の見通しが非常に立てやすいこととか、新しいもの好きな自分にとって最先端の研究を間近に感じられてワクワクするなど、よかったことは本当にいろいろありますが個人的にこれがよかったなぁと思うのはこの3つという感じですね。

大学職員に転職してよくなかったこと3つ

頑張っても頑張らなくても給料が同じこと

そして次は良くなかったことなのですがまず一つ目は頑張っても頑張らなくても給料が同じことです。

まあこれは、年功序列型で将来の見通しが立てやすいことの裏返しでもあるのですが、公務員の給与制度は成績や実力要因よりも勤続年数の要因で決定されるので、若い内は給料がなかなか上がりませんし、傍から見ていても圧倒的に努力して仕事をこなしている若手職員よりも、明らかに仕事ができないし、していない中堅職員のほうがはるかに多い給料をもらっていて、それが当たり前という給与制度・評価制度は、自分の売上成績がダイレクトに給与や賞与に反映されるような仕事をしていたぼくにとっては、それなりにストレスを感じる部分ではありました。
まあ、「働かないおじさん」や「妖精さん」というワードが出てきてしまうくらいですから、このような実力が正しく給与に反映されないというのは、公務員に限らず民間企業にも発生していて多くのビジネスパーソンが不満を抱いている点ではあると思いますが、公務員はどうしてもその傾向が強くなってしまいます。もう少し努力している人が報われるような、少なくともモチベーションを下げずに働けるような仕組みがあるといいなというのが、僕の正直な感想です。

とにかく紙とハンコ文化が面倒なこと

そして良くなかったこと2つ目はとにかく紙とハンコ文化が面倒なことですね。

新型コロナで緊急事態宣言が出ているのにも関わらず、ハンコを押すために出社したなんてニュースがありましたが、あるあるだなぁと思いました。

大学職員はメール1通送るにも決裁を取らなければいけないほど、決裁だらけ、ハンコだらけです。思いついたことは直ぐに実行できた前の職場とはギャップが大きすぎて最初はかなりとまどいました。

前の仕事では1年目から責任者として通販サイトを1店舗任せてもらって、販促企画や非効率業務の改善など、自分が良いと思ったことはなんでも試せるような環境で仕事をさせてもらっていました。思いつきで仕事をするので、当然ながら失敗することもありましたが、好きにいろいろやらせてもらった結果、店舗の過去最高売上を叩き出したり、その記録をさらに自分で更新したりと成功体験も積むことができたので、何をするにも決裁だらけの業務プロセスは正直面倒だなぁと言うのが僕の感想です。

とはいっても、一部ではこういった業務プロセスを変えようという動きが進んでいて、東北大学では学内手続きの押印廃止を決断したとのことですので、少しずつだとは思いますが改善されていきそうな期待が持てるようになってきました。

同じことの繰り返しで変化がないこと

良くなかったことも最後の3つ目は同じことの繰り返しで変化がないことですね。

大学職員にも人事異動があるので、数年ごとに担当業務が変わりまして、担当が変わると全く違う仕事をすることになります。

新しい仕事に慣れるまで数ヶ月~1年程度かかるといったことはあるのですが、基本的には業務の年間スケジュールというものが決まっていて、ルーティンワークがほとんどなので、慣れてしまったら毎日、毎月同じことをひたすら繰り返すということになりがちです。

新しいことにチャレンジするべきではあるのですが、すでにお話したとおり、努力が報われる評価制度にはなっていないので、モチベーションがあがらないのが正直なところで、いつのまにか、チャレンジする気持ちを失ってしまっていました。

そんな期間が長かったのですが、最近はYoutubeを始めたり、職場で業務に関する勉強会を主催したりと、少しずつチャレンジするようになってきたような状況です。新たなチャレンジとして公務員を目指す人のサポートをするサービスをやろうと考えていまして、公務員試験、特に面接試験については、外部からのサポートを受けたほうが圧倒的に合格の可能性が高まると実感しているので、そこの部分のサポートをしていこうと考えています。

まとめ

ということで僕が大学職員に転職して良かったことと良くなかったことをざっとお話してみました。

まぁ完璧な職業というものは存在しませんし、よくなかったことがあるとは言っても良かったことの方が圧倒的に多いのでこの職業に転職できたことは元フリーターの僕としては本当によくやったなぁと思いますし、公務員試験という職歴に不安があったとしても採用してくれる最高の敗者復活戦がこの世に存在してくれていて、本当に良かったです。

今回は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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